ピラティスとは、筋トレ、腹筋運動と思われている方も多いようです。
ジョセフ・H・ピラティス氏が考案したコントロロジー(コントロール学)では、身体を改善するには筋肉だけでなく、心身を一つとして捉えています。
ピラティスを続けていると、骨、関節、筋肉・靭帯、下肢・上肢、臓器、内分泌器官の機能、精神(心)まで、意志をもって本来あるべき姿へと高めていく力が人間には備わっていると教わります。
普段は意識すらしない、有って当たり前と思ってしまっていることに気づかされます。
病気になり始めて、体の大切さを感じた。
けがで今まで普通に歩けたこと、自由に動けることへの喜びを感じた。
何かがあって初めて、ハッと気づかされることもあると思います。
身体に意識を向けてみると、考えられないほどの膨大で高性能なシステムが人間には備わっている
ことが分かります。
高性能な身体を動かすシステムのおかげで、私達は生きていることができている。
もっと自分の心身を大事に使い、大切にするためには自分でコントロールする必要があると
思うのです。
大病など自分ではコントロールできないこともあります。
しかし、自分とはどういう体質で、何をすれば元気でいられるか、どんな時に疲れてしまうのか・・・など、自分を知ることで、事前に自分をある程度コントロールすることはできます。
ピラティスは体を動かすことで身体機能を整えてますが、同時に自分を知ることにも意識します。
なぜ、呼吸が浅いのだろう?
なぜ、この動きができないのだろう?
なぜ、ここが硬くなり、いつも痛くなるのだろう?
と・・・。
続けていく事で、自分の体質が分かったり、クセに気づいたりします。
気づくと、改善点が見つかり、自然と自分で自分の身体をコントロールすることができるようになります。
そして身体が楽になることで、心も前向きになったり、楽になったり。
心身一体として、本来の自分、ありのままの姿が受け入れれるようにも思います。
人それぞれ、感じ方は違うと思います。
上記はあくまでも、私がピラティスに出会い感じたものですが、ピラティスを知る一つのご参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
Refi代表 TAMAMI